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アマダ(AMADA)の事業内容は板金機械だけじゃない【板金機械以外の事業内容を解説】
出典:アマダ
今回はメーカー「アマダ(AMADA)」の事業紹介記事です。
大半の方が、レーザー加工機やプレス機械などの「板金機械」をイメージするかと思います。
しかし、実際のところアマダの事業内容は板金機械だけではありません。
今回はそんな”意外に知られていないアマダの事業内容”のなかから「溶接機」「研削盤」「鋸盤」について解説していきますのでしばしお付き合いください。
ちなみにアマダのサーボプレス「SDEシリーズ」に関しては下記を読んでみてください。
精密溶接機の(アマダミヤチ)【AMADA精密溶接機がすごい】
出典:アマダ
アマダの溶接機部門はアマダミヤチの取り扱いです。
プレス機械やレーザー加工機などで広く知られるアマダですが、アマダミヤチという関連会社で精密溶接の事業内容も展開しています。
アマダミヤチが取り扱っている溶接システム事業の種類は大きく4つあります。
■レーザー溶接機
■レーザー加工機(レーザーマーカー)
■抵抗溶接機
■溶接システム
レーザー溶接機は高出力な発振器が売りのファイバー溶接機、
高速多点溶接とシーム溶接を両立したパルスファイバーレーザー溶接機、YAGレーザー溶接機、YAG SHGレーザー溶接機、ダイレクト・ダイオード・レーザ溶接機などアマダの溶接機は特に種類が豊富です。
アマダミヤチは消耗品専門のオンラインショップもあります。興味がある方は覗いてみてください。
↑溶接システム動画
バンドソー・鋸盤・研削盤はアマダマシンツール
出典:アマダマシンツール
アマダは1955年にはじめて鋸盤を製作し今に至ります。
鉄骨加工・鋸盤などはアマダマシンツールという名のグループ企業が扱っており、加工部材が大型化する近年の鉄骨加工に対応しています。
出典:アマダマシンツール
アマダマシンツールは1941年にプロファイル研削盤の生産を開始。
精密金型パーツや特殊工具などの様々なワークに対応した研削盤を製造しています。
出典:アマダマシンツール
アマダのグラフィカルプロファイル研削盤「DV-1」です。
■CCDカメラで自動機上計測
■自動補正加工
■品質のばらつきがなくなる
■自動砥石交換システム(ATC)
■自動ワーク交換システム(オプション)
自動補正機能では高品位な加工を自動化できるという大きなメリットがあります。
まとめ
今回はアマダの板金機械以外の事業内容について、溶接機・研削盤事業を解説しました。
プレス機械やベンダー・レーザーなどで有名なアマダですが、別会社でそれぞれの製品・事業を管理して細分化することにより、さらに専門的な要望に応えることが可能になっています。
それでは今回はこの辺で。