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サーボプレス導入するならこのメーカー!【おすすめ5選を比較】

サーボプレス メーカー

 

 

サーボプレス導入するならこのメーカー!【おすすめ5選】

サーボプレスを導入したいけど、どのメーカーを選べばいいのかわからない。
そんな疑問にこの記事がお答えします。

今回は数々ある機械メーカーの中から機械商社の僕が選ぶおすすめのサーボプレスメーカー5選をお届けします。

悠
どれもオススメのサーボプレスメーカーなので、メーカー・機種ごとの特徴やメリットなども解説いたします。

アマダ(AMADA)のサーボプレス

サーボプレス 画像出典:アマダ

▼SDEシリーズ(最も代表的なアマダ製サーボプレス)

アマダのサーボプレスと言えば「SDEシリーズ」が代表的です。
少し前に隆盛したリンクプレスで馴染みのあるクランク・リンクモーションの加工動作はもちろん、ナックルや多段・振子モーション・パルスモーションなど、加工用途に最適なモーション・ストロークの条件設定ができるため、従来の生産方式をより高めることができます。

悠
これだけのモーションが一台で可能なのもサーボプレス導入のメリットです!

▼アマダ(SDEシリーズ)サーボプレス加工動画

アマダのサーボプレス加圧能力ラインナップ
・80t/110t/150t/200t/300t(計5種類)

アマダのサーボプレス「SDEシリーズ」の9つのモーションについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

アマダのサーボプレス【SDEシリーズ】9つのモーションと特徴まとめ~【アマダのサーボプレス】超わかりやすくSDEシリーズの9つのモーションまとめ~ 画像出典元:アマダマシンツールHP(ht...

▼アマダのサーボプレスSWEシリーズ(デジタル電動2ポイントサーボプレス)

サーボプレス アマダ出典:アマダ

デジタル電動2ポイントサーボプレスです。
AMADA独自のツインサーボモーター搭載の「SWE-4025」従来のサーボプレス「SDEシリーズ」と比較して加圧能力、トルク能力、エネルギー能力のアップを図り、加工範囲の拡大を実現しています。
より幅広く大きな加工ニーズに応えられるように進化したシリーズです。

▼SDEWシリーズ(デジタル電動2ポイントサーボプレス)

サーボプレス 画像出典:アマダ

緻密な加工動作制御を行うデジタルサーボ・ダイレクトドライブと、高剛性一体ストレートサイド・フレームの開発により、2ポイントでの加工を最大限発揮できます。
安定性に優れ、プレス加工のさらなる高精度化・高生産性を実現しました。
シンプルなSDEシリーズと比較してより厚物に対応できます。

SDEWシリーズ加圧能力ラインナップ
・200t/300t

▼動画Digital AC 2-point Servo Press SDEW Series

アマダ製サーボプレスの特徴

アマダ製のサーボプレスは板金機械のアマダと呼ばれる所以である「板金」のノウハウが詰まっているのが特徴です。
アマダ独自の板金加工系ノウハウを活かせるため、フィーダーやロボットと連動して省人化を図れるのも大きなメリットの一つです。
中型サーボプレス機80トン~300トンまでのSDEシリーズ
2ポイントサーボプレス200~300tのSDEWシリーズとラインナップもかなり多く、メーカーがかなり開発に力を入れているのがわかります。

コマツ産機のサーボプレス

コマツ サーボプレス 画像出典:コマツ産機

こちらもアマダと並んで日本を代表するプレス機械・板金機械メーカーのコマツ(KOMATSU)です。
サーボプレスや汎用プレスの他、レーザー加工機などの設備も有名です。

C型サーボプレスのラインナップは小型~中型「H1F-1」と大型の「H1F-2」があり、加圧能力でシリーズが分かれています。

コマツ産機製サーボプレス「H1F-1」の特徴

コマツ サーボプレス出典:コマツ(KOMATSU)

加圧能力:350〜800kNの小型~中型のサーボプレスです。
CNC制御とハイブリッド駆動機構の組合せにより高い生産性が期待できます。

このH1F-1シリーズの最大の特徴は、高精度なスライド位置制御です。
コマツ独自のフィードバック制御により、スライド位置を高精度に制御します。
「下死点自動補正機能」では下死点位置、「荷重自動補正機能」では荷重の変化を測定し、一定になるように自動で制御します。

これによって、従来のメカプレスでは困難な高精度加工を実現します。

また、H1F-1はダイハイトの自動補正機能(下死点自動補正機能)で、目標下死点位置に対し、常時±20μm以内に補正します。
なので薄板の打ち抜きが精度よく加工でき、スムーズな打ち抜きで金型寿命も延びて一石二鳥です。

コマツ産機製サーボプレス「H1F-2」の特徴

コマツ サーボプレス 画像出典:コマツ(KOMATSU)

加圧能力:1100kN〜2000kNの大型サーボプレスです。
こちらは先ほどの「H1F-1」の大型機という位置づけですが、機能が改良された後継機にもなります。

このサーボプレス最大の特徴は、業界クラスNo.1のロングストロークと振子モーションの組合せです。
幅広い成形品に対応するため、業界No.1のストローク長さを採用していて、150トンプレスでストローク長が250mm,200トンプレスで300mmとかなりストローク長さが長いサーボプレスです。(↓図参照)

成形品高さに合わせた最小限のストローク長さで振子モーションを設定すると、高い生産性が確保できるメリットがあります。

コマツ製サーボプレス「H1F-2」動画

悠
生産性を高める役割を担うサーボプレスですが、
サーボプレスを導入するべき製造現場はどんなタイプなのか、こちらにまとめています↓
サーボプレスがおすすめできるのはこんな現場~用途とメリットや導入事例を紹介~この記事では、サーボプレスの導入事例の中でも「こんなものを製造するのにオススメ」といった用途とメリットを紹介します。 現在サーボプレス...

JAM(日本オートマチック)のサーボプレス

サーボプレス出典:日本オートマチック

精密プレスのメーカーとして知られるJAM(日本オートマチック)もサーボプレスメーカーとして人気です。
JAMのサーボプレスは1t~10tクラスの小型サーボプレスが主流で、操作盤はボタンではなく液晶のタッチパネルです。
さいきん生産された型式に関してはカラー液晶パネルを採用し、より画面が見やすくなっています。
JAMのサーボプレスは用途に合わせて大きく3つにタイプがわかれていますので順番に見ていきましょう。

クランク式のスタンダードなサーボプレス

サーボプレス出典:JAM(日本オートマチックマシン)

【SSPシリーズ】
5トン~10トンクラスのクランク方式のサーボプレスです。
最大の特徴は「金型やワークに合わせた加工」ができることです。
プレス動作を最大10パターンメモリ可能、金型、またはワークに合わせてモーションを呼び出してプレス加工できます。
用途は薄板の抜きに使用されることが多いです。

生産性重視の抜き・かしめに最適な高速型サーボプレス

高速小型 サーボプレス
出典:JAM(日本オートマチックマシン)

【RSPシリーズ】
3トン~8トンクラスの比較的小型なサーボプレスです。
さきほどのSSPシリーズ(クランク式サーボプレス)と比較して5トンクラスで見るとSPMが150に対しこちらは200SPNと高速ストロークです。
ストローク数(spm)も変更可能でプリセットカウンター機能も標準搭載してるので高速で加工しても間違いが無く作業できます。
抜き・かしめ用途での利用が多いです。

絞り・圧入加工に最適なスクリューサーボプレス

スクリュー サーボプレス
出典:JAM(日本オートマチックマシン)

【SBPシリーズ】
3トン~10トンクラススクリューサーボプレスです。
油圧プレスに替わる省エネプレスとして抜群の機能性とコストパフォーマンスを実現致します。
ラムストローク長さ、下降速度、加減速度、下死点停止時間等が任意に設定可能です。
薄板抜き加工,かしめ,圧入,絞り,切断とさまざまな用途に対応しています。

蛇の目ミシン工業のサーボプレス

サーボプレス出典:蛇の目ミシン工業

▼サーボプレス JPシリーズ4の特徴

精度、制御、使いやすさを重視するならこちらがおすすめ
蛇の目ミシン工業のラインナップではいちばんスタンダードなサーボプレスです。
上の写真のように、ユニット型・コラム型・ヘッド型に分かれていて用途に合わせて選べます。

0.5~12t(0.5kN~120kN)までのラインナップで小型のサーボプレスという位置づけです。
油圧プレス機、空圧プレス機比1/4~1/5のエネルギー消費なのでかなりの省エネが期待できますね。

「一定速度・設定位置停止」「一定速度・設定荷重停止」「一定速度・駆動距離停止」などの加圧モードから選択できる他、
これらを組み合せて多段駆動を設定することで様々な動作が可能になります。

▼サーボプレス JPシリーズ5の特徴

サーボプレス 画像出典:蛇の目ミシン工業

■設備に組み込みやすい
・イーサネット標準装備
・フィールドネットワークは各種規格に対応
・低騒音&クリーンな作業環境
・油圧・空圧プレスに比べ、ランニングコスト大幅削減
・簡単ティーチング

■高速稼働で生産性向上
ラム最高速度は最大2.5倍、加速度は最大3.5倍にアップ。
業界トップクラスの速度を実現し、サイクルタイムを大幅に短縮可能です。

蛇の目ミシン工業製サーボプレスの特徴

蛇の目ミシン工業のサーボプレスは0.5~12t(0.5kN~120kN)までの加圧能力がメインで小型のものが多いです。
クリーンルーム対応というあまり他のメーカーのサーボプレスにはない特徴で差別化を図っています。
また、PCとの連携、互換性もばっちりで独自のソフトウェアの活用によりデスクトップ型PCやノート型PCだけでなくタッチパネルPC(HMI)にも対応し、設備に合わせたPCの選択が可能です。

コアテックのサーボプレス

サーボプレス出典:コアテック

自動車生産ラインの部品組付けや精密さとクリーン性を要求される弱電業界の組立をターゲットにサーボプレスの開発をしているメーカーです。

サーボプレスの他にもFA自動化設備関連の開発メーカーとして広く知られています。
コアテックのプレス機械も蛇の目ミシン工業と同様、ツールユニット型で本体は制御装置とプレス機工部分のみ(上の写真参照)
なので油圧プレスから電動サーボプレスへの乗り換えの際に価格面でもお得になります。

コアテック製サーボプレスの特徴

【コンパクト】
・小ピッチで多軸圧入が可能です。
多軸圧入により工程数削減と省スペース化が可能です。
・サイクルタイムの短縮と装置全体のコスト削減を実現しています。
・単純にコンパクトなだけでなくそれによってメリットが数多くあります。

【高寿命・高剛性】
・特殊ボールネジの採用により、コンパクトにして他社を凌ぐ耐久性

【押し引き両方の動作(荷重制御)が可能】
ロードセル内蔵式で引張荷重での制御が可能、幅広いアプリケーションに対応しています。

■CSシリーズ能力ラインナップ
0.5~5t(5kN~50kN)
■MSシリーズ能力ラインナップ
10t~20t(100kN~200kN)

コアテック製サーボプレスの用途

コアテックサーボプレス 用途出典:コアテック

コアテック製サーボプレスの用途としてはベアリングやブッシュの圧入歪取りなどの用途で使用されることが多いです。

また、アルミダイキャスト、樹脂の複合部品を勘合させてカシメる用途にも最適です。
理由は、コアテックのサーボプレスシステムにはかしめ時のワーク破損を検出できる機能があるからです。
空圧式プレス機では検出できないワークの破損をサーボプレスではストローク中に過負荷を検出できるので、破損した場合NG品として検出できます。
これによって不良品の発生を防いでくれるためおすすめです。

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創業50年・機械屋の三代目跡継ぎアラサー男子【悠】による機械・ものづくりに関するブログです(非公式)■ためになる機械商社ならではの裏話も書いてるので気になるひとはクリックです!