コンテンツ
工具、ピンポンチとは?
ピンポンチとは、上のように叩き用のバーの先端が円柱状に作られたピンを抜くときに使用するポンチ工具のことです。
ピンポンチの使い方は、がっちり圧入されて取れにくいピン部品を分解するために、この細長くなっている方をあて、反対側の太い部分をハンマーなどでたたきます。
↑いろいろな割ピン。
この様に取れにくく作られている割ピン部品を取り外すためにポンチ工具を使用します。
様々な径があるのも特徴。
特に右の2種類の円柱状の割ピンは専用のピンポンチが無いと取りにくく、かなりガンコに取り付けられているため厄介です。
また、割ピンの径にあった工具を使用しないと外れにくいので、ポンチが複数種類のセットになっているものも出ています。
おすすめのピン抜きポンチ工具はセットになっているもの
上記のように、割ピンは径が大小様々あるので、以下のようなセットになっているピン抜き工具がおすすめです。
【セット内容】2・3・4・5・6・8mm(6本セット)
この径がそろっていればだいたいのピン抜きに対応できます。
使い方も叩くのみでカンタンなので人気の工具です。
↑
【注意】こちらはポンチはポンチでも先端がとがっているポンチ工具になります。
鉄板の座繰りの最初の目印を叩いて付けたりする際に使用します。
ピン抜き用の用途ではないのでご注意を。
↑
この様なハンマーで叩いて使用します。
ゴムハンマーよりも鉄のハンマーで、叩く面が平たい方が使いやすいです。
※ゴム素材だと叩くとハンマー自体が傷んでしまう
まとめ
今回はピン抜きに使用する専用工具「ポンチセット」についてオススメのものを紹介しました。
六角レンチなどで代用する方もいますが、専用のポンチを使用すると格段に取れやすくなります。
また叩きやすい形状になっているため、金属のチップなど小さなものを砕く用途に使っている方もいます。
また注意点として、ピン抜き用途ではなく、穴あけ用やコンクリを砕く際に使用する形状のものも多数販売されているので、
間違って購入しないようにしましょう。
ピンに当たる部分が平らになっているものがピン抜き用のポンチです。