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【回転数の単位】意味 読み方まとめ
今回は身の回りにある回転数の単位であるrpmやmin-1についての読み方や意味をカンタンに解説します。
回転数の単位min-1の読み方
まずmin-1についてです。
「min-1」という単位の読み方は「毎分(まいふん)」と読みます。
他にも「S-1」は「毎秒(まいびょう)」、「h-1」は「毎時(まいじ)」と読みます。
s-1,min-1,h-1などはどれも回転速度を表す単位です。
それぞれ
S→Sec
min→minute
h→hour
の略です。
回転数の単位min-1の意味
次に回転数の単位min-1の意味です。
min-1は「一分間に回転する回転数」を表す単位です。
例えば、
1200min-1の場合、毎分1200回転(1分間に1200回回転する)という意味になります。
回転数の単位rpmの読み方
rpm(アールピーエム)は、英語の”revolutions per minute”または”rotations per minute”の略で、回転が1分間に繰り返される回数を示す単位である。日本語では回転毎分と言い、回毎分、回転/分 や r/min などとも表記される。~Wikipediaより~
ズバリrpmとは、Revolutions Per Minuteの略称で、
読み方は「アールピーエム」と読みます。
そのまんまの読み方ですね。
こちらもmin-1と同じく「回転数を表す単位」です。
回転数の単位rpmの意味
「1分間になんかい回転するのか」という回転数をあらわす単位です。
例えば1分間に3000回転するモーターの場合、そのモーターの回転数は
「3000rpm」となります。
■rpm==1分間の回転数をあらわす単位
■1分間に3000回転するモーター=3000rpm
■モーター、自動車、バイクなどによくみられる表記
回転数の単位”min-1”と”rpm”の違い
よくGoogle検索などで「回転数の単位でmin-1とrpmの違いはなんですか?」といった質問が見られますが、
min-1とrpmはまったく同じ意味です。
どちらも一分間に何回転するのかを表す単位なので同じなのですが、
国や地域によってどちらを使用するかが変わってきます。
しかし、最近ではSI単位(国際単位系)を積極的に使っていこうという流れが世界で起きており、
SI単位である「min-1」を主に使うことが増えてきています。
●min-1→SI単位(国際単位)である
●rpm→SI単位(国際単位)ではない
●どちらも回転数の単位だがSI単位のほうに統一しようという流れ
回転数を測定するデジタル式回転計
モーターの回転、フライホイルやエンジンの回転。
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【補足】SI単位(国際単位)とは
国際単位系(こくさいたんいけい、仏: Système International d’unités、英: International System of Units、略称:SI)とは、メートル法の後継として国際的に定めた単位系である。
国際単位系 (SI) は、メートル条約に基づきメートル法のなかで広く使用されていたMKS単位系(長さの単位にメートル m、質量の単位にキログラム kg、時間の単位に秒 s を用い、この 3 つの単位の組み合わせでいろいろな量の単位を表現していたもの)を拡張したもので、1954年の第10回国際度量衡総会 (CGPM) で採択された。
出典:Wikipedia
回転数の単位についてまとめ
今回は回転数の単位「min-1」と「rpm」について解説しました。
同じ意味の呼び名が2つもあり少しややこしいですが、今後は国際的な基準に統一されていく予定とのこと。
回転数の単位で他にはプレス機械などで用いられる単位もありますが、
ここでは本題とはずれてしまうので割愛します。
詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。